アルティメット人狼8 第1部2戦目レビュー
5月7日(日)に行われたアルティメット人狼8について、感想や分析を書いていきます(あっさり目)。動画は以下から。
1部2部が2戦ずつ計4戦ありましたが、続いて第1部2戦目をレビューします(動画は1:52:00くらいからです。)
注意:最初に役職を全て公開した形として書きますので、それでも良い方のみ、以降をお読みください。また、第1部1戦目のネタバレも最後に少しあるのでご注意ください。
役職内訳(敬称略)
人狼:ハイラム、メイソン、BOSS
狂人:イシイ
予言者:安西
霊媒師:藤田
狩人:こーやん
村人:大野、ダンカン、はちろー、古川、キャシー、児玉
1日目
予言者CO:安西(→キャシー◯)、ハイラム(→BOSS◯)
霊媒師CO :BOSS、藤田
処刑者:イシイ
- 児玉さん提案で、幾つかの組ごとに役職の一斉出しをすることに。結果は以下(太字が役職CO。敬称略)。
- はちろー、BOSS、大野
- ハイラム、キャシー
- メイソン、児玉、ダンカン
- 藤田、古川、安西
- イシイ、こーやん
- BOSSが後から役職CO→霊媒師COしたのは、初見者からみたら明らかに偽っぽいですが、スリアロ村を見てる人からしたらまたトリおじ(トリッキーおじさん)したよー、としか思わなかったですね。
- それより、古川さんが指摘したように、安西さんが最後の5人を2つに分けたのが、安西さんが人狼でCOバッティングを恐れた可能性がある(安西さん+イシイさんorこーやんさんが人狼)、というのを僕も真っ先に感じていました。
- そして、5人一斉出しを提案していたこーやんさんよりイシイさんの方がより怪しいというのも納得でしたので、この日の吊りはイシイさんで納得でした。
- ただ、投票時にこーやんさんもイシイさんも安西さんに投票しており、これで(安西さんとイシイさんが)人狼同士はないだろう、と言うイシイさんには説得力はありましたね。
2日目
襲撃者:なし(こーやん→児玉)
予言者CO:安西(→ダンカン◯)、ハイラム(→こーやん◯)
霊媒師CO:BOSS(→イシイ◯)、藤田(→イシイ◯)
処刑者:BOSS
- こーやんさんの児玉さんGJは凄いですね。グレーGJはカッコイイですが、一度も出来た記憶がないです。
- イシイさんが白でこーやんさんも安西さん狼目線で白になったので、昨日の古川さん推理は外れでした。また、トリおじであるBOSSの真贋を付けるのが難しかったこともあって、この日は役職真贋がわからなかったです。
- トリおじであるという前提を除けばBOSSの方が霊媒師として相対的に怪しかったのは確かなので、BOSS吊りは無難な選択でしょうね。
- 古川さんは、前日の推理を投票時の各人の行動から考え直し、新たに自分なりの推理を構築して披露していたのが素晴らしかったです(しかも大体合ってる)。本当に只者じゃないです。
- あと、こーやんさんが指摘してましたが、ハイラムさんのこーやんさん占いは確かに微妙でしたね。
3日目
襲撃者:児玉
予言者CO:安西(→メイソン●)、ハイラム(→ダンカン●)
霊媒師CO:藤田(→BOSS●)
処刑者(決選):メイソン
- この日は安全思考なら霊ローラー続行、藤田さん処刑でPPを確実に回避するところですが、村陣営の決め打ちが凄かったですね。はちろーさん以外の人間全員、大野さん、キャシーさん、古川さん、こーやんさん、そして黒出しされたダンカンさんがメイソンさん処刑を選びました。
- 僕はどちらかというと平さんの思考に近くて、決め打ちできる決定的な要素はわからなかったし、むしろこの異常なまでの偏りが逆にPPの疑念を強くさせました。
- そして、メイソンさんの弁明が凄かった!視聴者はみんな藤田さん処刑を願っている、2回連続PPの駄試合にするのか、と主張する熱いパッションは心に響きました。2試合目のハイライトはここでしたね。
4日目
襲撃者:大野
予言者CO:安西(→古川◯)、ハイラム(→古川◯)
霊媒師CO:藤田(→メイソン●)
処刑者(決選):ハイラム
- 昨日の投票でほぼ決着は着いていました。ハイラムさん目線、メイソンさんが人外でない限り、8人で4人外なのでRPPとなっているはずなのに起こらない。そして、ハイラムさん目線、対抗の安西さんが黒出ししたメイソンさんが人狼である可能性は、昨日のメイソンさん&ハイラムさんタッグ対安西さんチームという構図からみてもまずありえない。つまりハイラムさん破綻です。
- そうなると、ハイラムさん、こーやんさん、はちろーさんを吊れば村勝ちという状況となりました。
- ハイラムさんが勝ち筋を追うなら、安西さんをワンチャンで噛んで、安西さん目線でのグレーを4人残したうえで、グレー、グレーと吊って、最後の4人でグレー2人とハイラムさんの殴り合いという構図に持ち込むくらいだったでしょうか。しかし、前日あれだけ頑張ったら力尽きますよね。。
全体の感想
- 1戦目とは真逆の、村陣営のストレート勝ちとなりました。
- やはり印象的だったのは、3日目で霊媒ローラーせずに決め打ち進行したこと。あれだけのメイソンさんのパッションを前にしてもたじろがず正しい方向に進んだ村人は凄かったです。
- 傍から見ているとわからなくても、村人同士で村人としての連帯を感じることはあるので、もしかしたらそういうのがあったのかもしれません。古川さんとこーやんさんも途中分かりあって握手していましたしね。
- 1戦目、2戦目とも短時間で決着が着きましたが、僕はこういうのも全然ありだと思っています。将棋でも、序盤、中盤、終盤とありますが、自分に勝ち筋がありと見たら、長引かせるのではなく踏み込んで中盤を飛ばして終盤に行くこともあるし、だからといって見応えがなくなるわけではなく、激しい戦いが早く始まるだけの話です。
- ローラーで手堅くいくのも、早く決め打つのも、そのときの信用度だったりを総合的に判断して、個人個人や村の総意として決定されるもの。その結果がどう転ぶかはわからないですが、人生とはそういうもの、そう考えたら、人生の様々な局面での縮図にも見えるのではないでしょうか。