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todojunの人狼ブログ

スリアロ村などの動画配信人狼の分析や、個人の人狼体験記、人狼というゲームの分析などを行う予定です。

スリアロ村第二十七幕(3戦目)レビュー

スリアロ村

4月23日(土)に行われたスリアロ村第二十七幕について、感想や分析を書いていきます。動画は以下から。

YouTubeに差し替えました。タイムシフト試聴にはスリアロチャンネルの有料会員登録が必要です。有料会員で無い方は、しばらく経つと、YouTubeスリアロ村過去動画に掲載されるはずなのでご確認ください。

全3戦ありましたが、本ブログが言及された記念すべき3戦目をまずレビューします(動画は3:43:001:58:00くらいから)。

注意:最初に役職を全て公開した形として書きますので、それでも良い方のみ、以降をお読みください。

  

 

役職内訳(敬称略)

人狼:中嶋、シライシ、BOSS

狂人:イシイ

占い師:朝井

霊媒師:大浜

騎士:エハラ

村人:武中兄、田中、田下、もんすけ、五反地、新井

 

 1日目

占い師CO:イシイ(→大浜◯)、朝井(→もんすけ◯)、中嶋(→朝井◯)

霊媒師CO:大浜

処刑者(決選):イシイ

  • 今回も役職把握している前提での感想・分析です。
  • 田下さんの提案。1人が1人を指名してじゃんけんして負けたほうが吊り候補。これを5回繰り返して、5人の吊り候補を出し、残った3人は吊り候補から除外されるというもの。
  • これは、スリアロ村第二十六幕2戦目で行った6組のじゃんけんの方法を、より情報が出やすいようにじゃんけんの人数を減らすよう修正したもので、本ブログでのレビューで提案し、今回採用していただいたものです。これを受けた喜びの記事を先日書いています。

  • 結果は次のとおり(敬称略。太字がじゃんけんで負けた吊り対象)。エハラ→五反地、武中兄→朝井、新井→大浜もんすけ田中。もう1組の選出は一旦保留となりました。
  • さて、このブログでじゃんけんの人数を絞り込む提案をした趣旨は、みんながじゃんけんをするのだと、じゃんけんを仕掛けようが仕掛けられようが吊り候補になる確率は1/2で変わらないので、仕掛ける仕掛けられるの情報が有効に使いづらいのを修正したものです。
  • つまり、今回の方法ではじゃんけんを仕掛ければ1/2で吊り候補になるけれど、仕掛けなければじゃんけん対象にならずに吊り候補にならない可能性ができる、ということで、じゃんけんを仕掛ける側のリスクを高めているものです。
  • なので、この日の議論で、適当にじゃんけん相手を決めにいき狼を探しているように見えない、という理由で大浜さんが疑われていましたが、確かに村側の行動としてはあまり有益な行動に見えないですが、じゃんけんを仕掛けようとしている姿勢自体は村側の行動に思えるところです。
  • 他にも議論の中で幾つか重要な情報が出ました。まず、中嶋さんが田下さんを最初から吊り候補にしない3人に入れる提案をしましたが、吊り候補にならない枠を狭めてしまうものであり、また、田下さんの仕掛け仕掛けられ情報が落ちなくなるので、個人的にはあまりして欲しくない提案でした。
  • 一応、中嶋さんが田下さんを吊り候補から除外した、という情報は残りますが、総合的に考えると、デメリットの方が多いかな、という直観でした。中嶋さんは人狼だったため、あえて人間側を惑わす提案をしたのか、単純に思いついた提案をしたのかはわかりませんが、もしあえて提案したのだとしたら相当な策士ですね。
  • もう1つの重要な情報は、中嶋さんともんすけさんが、田中さんの指名争いを繰り広げたということ。どちらが指名者になったとしても、田中さんをじゃんけんには持っていけるわけで、それなら自分が吊り候補にならないように譲ればいいのに、お互い譲り合わずにじゃんけんになったのはやや違和感ありました。
  • ここでの種明かしは中嶋さん自身がしており、じゃんけんをしない残り組に人狼が全員残っており、どうしても自分はじゃんけんがしたかったいうことでした。
  • 結果的には、4組のじゃんけんが終了した時点で、残った5人中、1人が最初からこの枠に入ることが決まっていた田下さん、他4人が人狼3,狂人1で、全ての人外がぴったりここの枠に収まっていたのだから驚きです。
  • ということで、5組目として中嶋さんが名乗りを上げ、イシイさんとじゃんけんをし、イシイさんが吊り候補に上がりました。イシイさん、じゃんけん対象になりたくなさそうな発言は役職(人外含む)の雰囲気を漂わせてましたね。
  • 他に、田中さんも序盤でじゃんけんしたくない発言をしていましたが、あれだけあからさまに吊り候補になりたくない発言をされると、騎士には見えても人狼にはあまり見えないです。
  • あと、エハラさんが「この作戦は指名した人を絶対に吊り候補にすることはできないんですね」と残念そうに発言していたのが、村側の思考に見えました。せっかく怪しい人を見つけても、じゃんけんで負けて自分だけが吊り候補になってしまったら、何だか無駄なことをしたという感覚になるのはよくわかります。
  • 通常よくある作戦は、指名した人と指名された人が両方とも吊り候補になるというもので、これであればより納得感はあるのかもしれませんが、今回の作戦でも、じゃんけんに勝っていれば相手だけが吊り候補になったということで、運というエンタメ要素を取り入れているので致し方ないですね。

 

  • 吊り候補5人が決まったところで、イシイさんが占い師CO。これはさっきのじゃんけんの嫌がり方と整合しています。続いて、朝井さんと中嶋さんも占い師CO。中嶋さんが朝井さんを白出ししたことで、中嶋さん目線でイシイさん人狼が確定です。
  • さらに、イシイさんに白出しされた大浜さんが霊媒師CO。このときの出方のパッションは真っぽいですね。占い師3COで対抗も出ないので、真置きして良いと思います。
  • 占い師3CO:霊媒師1CO進行で、しかも中嶋さん目線での占い師内訳が確定している状況なので、占い師から吊りにいくのは妥当ですね。大浜さんがいつまで生きていられるかわからない状況ですし。
  • そのなかでも、イシイさんを吊って色を見て、白が出れば中嶋さんが破綻して中嶋さん吊りができる、という意味でイシイさん吊りが一番情報が出るのはわかるので、明らかに3人に真贋の差がない限り、イシイさん吊りは致し方ないですね。
  • イシイさんの遺言は、村人側に猛省を促すような深刻な内容で、あーこれで真だったら嫌だなぁ、と感じさせるようなリアルさがありましたが、結果を知ってから再度見直すと、偽目を追える要素はありました。
  • 真の占い師であれば、村人に猛省を促すのではなく「次の日の霊媒結果で白が出て中嶋さんが破綻するので中嶋さんを吊ることになるけど、朝井さんも偽物なのできちんと吊りきってください」というような、もっと生産的な発言をした方がいい場面でした。

 

2日目

襲撃者:なし(エハラ→大浜)

占い師CO:朝井(→五反地◯)、中嶋(→BOSS●)

霊媒師CO:大浜(→イシイ◯)

処刑者:中嶋

  • 騎士GJが発生し、霊媒結果で中嶋さんが破綻しました。これは大浜さんでGJが起きていると考えて良さそうです。
  • なぜなら、人狼目線で中嶋さんが今日の霊媒結果で破綻して吊られることは確定しており、中嶋さんの色が見られてしまうと、占い師の内訳が概ね確定してしまうので、2日目の霊媒結果はどうしても見られたくないということで、連噛みしてでも霊媒をつぶしておきたいからです。
  • 具体的には、中嶋さんが黒(人狼)であれば、朝井さんとイシイさんの一方が真で一方が狂人になります。また、中嶋さんが白(狂人)であれば、イシイさんが真、朝井さんが人狼になります。
  • 人狼陣営としては、どちらのパターンであっても嫌なところなので、霊媒連噛みが起きたからといってどちらのパターンであったのかを判断するのはなかなか難しいところです。
  • 一応、後者のパターンの場合は、霊媒結果が見られなくても占い師ローラーが遂行されてしまう可能性があるので、ややメリットが薄いでしょうか。前者のパターンの場合、中嶋さんで黒が出れば朝井さんを吊らない選択肢も出てくるので、人狼側にとって、霊媒結果を見せないメリットはより大きいかと思います(が、人狼目線、朝井さんは狂人の可能性もあり、何とも言えないところです)。
  • さて、朝井さんは五反地さんの占い理由もしっかり述べていて、中嶋さんが破綻を見越してBOSSへの黒囲いを行ったのではないかという見事な推理を見せました。強いですね。
  • ただ、僕自身は初見時はあまり朝井さんを信じられていなくて、初日の中嶋さんへの投票も、イシイさんが吊られるだろうことを知っていて、あえて狂人に投票した人狼っぽくも見えました。朝井さん程の実力をもってすれば、このくらいのことは普通にできるだろう、というメタ推理も入っていたのですが。
  • あと、中嶋さんが破綻するのを覚悟で人狼で3番目に占い師で出るかな、という思いもありました。後からよく考えると、あわよくば初日に本物の占い師を吊って刺し違えることができるというメリットもあるので、人狼だったら絶対にやらない手ではないとわかりましたが、すぐにその考えに至るのは難しいですね。
  • こうしたことを考えると、田下さんが言っていた、人外の誰かが自分の陣営にとってあえて不利になるようなことをやって混乱させている、という発言はとても良い推理だったと思います。

 

3日目

襲撃者:大浜

占い師CO:朝井(→田中◯)

処刑者(決選):武中兄

  • 大浜さん連噛みは想定通り。
  • 朝井さんが田中さんを白出し。田中さんは初日そんなに黒いとは思わなかったんですけどねー。BOSSは朝井さんをロック気味に疑っていましたが、あまりに直接的に疑ってきたので人狼ではないのではないかと思い占わなかったとのこと。
  • BOSS自身もそれを狙ってあえて疑い続けたのか、黒出しされても勝てる自信があったのか、真偽の程はわかりませんが、結果的にはBOSSの行動は人狼の勝ちに結びついたようにも見えます。
  • 霊媒連噛みで手数に1手余裕ができたことで、朝井さんを吊らない流れになったのは村側にとっては良かったですね。ただし、処刑先については、朝井さん目線のグレーがかなり少なくなっているなか、残念ながら人狼を当てることができませんでした。
  • 投票時、田下さんに疑われた武中お兄さんが、田下さんを疑い返ししなかったのは、見ていても白要素になったので、田下さん目線ではかなり人間っぽく見えたのではないでしょうか。

 

4日目

襲撃者:新井

占い師CO:朝井(→エハラ◯)

処刑者:朝井

  • 朝井さん目線でグレーの新井さんが噛まれ、朝井さんがエハラさんを白出しした結果、朝井さん目線での人狼が、シライシさん、田下さん、BOSSの3人中2人もしくは1人+武中さんとなりました。
  • そして、その中で一番怪しまれたのが田下さん。見事に人狼でないところにいってしまいました。それを受けて、田下さんは朝井さんを偽物とみる視点となりました。これは致し方無いです。
  • そして、朝井さんの占い先、じゃんけんした組ばかりで、じゃんけんしなかった組にはなぜか手をつけてないんですよね。今回の作戦は、じゃんけんを仕掛けた側は相対的に村人寄りに見えるというのが僕の見解だったので、占い先にはそれほどの納得感はありませんでした。
  • 一番大きかったのは、中嶋さんの行動が人狼っぽく見えなかった、ということで、今回の推理で常に頭を混乱させる原因になっていました。人狼陣営にとって、タダでは吊られない、ということがとても重要だということがよくわかりました。
  • 朝井さんを真決め打ちできれば、グレー3人のローラーで村勝ち確定の状況でしたが、当然そうはならず、朝井さんが吊られました。

 

5日目

襲撃者:田中

処刑者:田下

  • この日は6人で1又は2人狼
  • 吊り先候補としては、朝井さんを真とみる立場だと田下さんになる流れです。エハラさんのいうように、2人狼をケアするならば村人側は票を合わせないといけないところなので、田下さんに集中させるというエハラさんの提案は合理的ではあります。
  • その票合わせ先が人間の田下さんだったというのが辛いところでしたね。確かに、シライシさんとBOSSは、かなり早い段階から自分の意見をもって主張していたので、人狼を探している村人側に見えなくもないです。
  • 田下さんも相当いいパッションを出していましたが、この流れを断ち切ることができず、吊られてしまいました。
  • シライシさんは、立場上、イシイさん真目で見ることになるので、田下さん投票にはどちらかというと反対側かと思いましたが、田下さんと五反地さんをピンポイントで人狼と推理することで、田下さん投票に合理性を持たせました。
  • シライシさんは、全体的にかなり意見が強く、誘導気味に話を進めることがあったように思いますが、こういう誘導系の強さは自分に足りてないところだと思っているので勉強になります。

 

6日目

襲撃者:なし(エハラ→もんすけ

騎士CO:BOSS、エハラ

処刑者:エハラ

  • 騎士の2回目のGJ!GJがなければ人狼の勝利だっただけに村人陣営は救われました。
  • これを受けて、BOSS、エハラさんが続けて騎士CO。これは2人狼がほぼ確定しました。というのは、1人狼で騎士騙りCOしたら、本物の騎士とのローラーで負け確定だからです。
  • BOSSとエハラさんの真贋の判断は難しいのですが、1つには、占い師の真贋を参考にするというのがあります。朝井さんが真であれば、朝井さんに白出しされているエハラさんが真となります。イシイさんが真の場合はどちらが真の可能性もあります。
  • もう1つ、視点を変えて、五反地さんとシライシさんのどちらが人間っぽいかと考えるというのもあります。シライシさんにとって、エハラさんとBOSSは同等であるにも関わらず、明確にエハラさん吊りに向かおうとしている。そこに違和感を覚えるのであれば、まずシライシさんを吊って、無事終わらなければBOSS吊りという選択肢もありえたところです。
  • もう1つ、判断材料としては、エハラさんが、1人狼説をかなり追っていたということ。騎士COの状況的には2人狼濃厚なのに、武中さんと田下さんで1匹連れたんじゃないかと思っている、とかなり後の方で発言しています。
  • これ、エハラさんは本当に武中さんと田下さんのどちらかを人狼だと思っていたので、騎士2COという状況になってもその気持ちが切り替えられていないようにも見えます。つまり、村人目線での思考です。この状況で、エハラさんが人狼だとして1人狼主張はあまり意味がないので、相対的に村人側の発言と見て良さそうです。
  • ということで、何度か見返したうえであればこのような考察はできますが、初見ではどちらが真か全くわかりませんでした。人狼ゲームでは、このように、後から振り返れば「あー確かにそうだった」と思うことでもその場にいるとわからないことが多いです。
  • また、もんすけさんが、エハラさんを疑っている理由として、もうこれはロジックの問題ではない、という発言をしていましたが、これは人狼ゲームの1つの真理を表していると思います。
  • 例えば、自分のことをずっと疑っていた人の意見に同調できるか、ということを考えればわかりますが、何だかんだで人間は感情の生き物なので、イザというときにはそういう情緒的な部分で判断を下すことに抗えない気がするのです。
  • 人狼ゲームは、ロジックが強い人が強い、という意見になりがちですが、特に対面では、周りと調和する能力だったり、パッションの強さだったりと、実は沢山の要素が絡んできていて、それがさらに人狼ゲームを深みのあるものにしていると感じています。
  • さて、吊られてしまったエハラさんの遺言中「1狼であって欲しい」は、やはり先程の考察どおり村人目線でした。もんすけさんもこの発言で「やばい」と思ったのではないでしょうか。
  • 五反地さんが、凹んでいるもんすけさんの肩をなで、自分が説得できなかったと謝る場面は、めちゃくちゃいい絵ですね。五反地さんが人気のある理由がわかります。

 

全体の感想

  • まずはとにかく自分のブログでのじゃんけん提案が採用されたのが嬉しかったです。見始めたのが既に夜中だったにも関わらず、最後まで観てしまいました。
  • じゃんけんを仕掛ける側は相対的に白くなる、という予想自体は結果的に当たっていましたが、村の話し合いでは思ったよりも仕掛ける側に対して非難が集中してしまったので、もう少しこの提案の趣旨が伝わっていればなぁ、とは思いました。
  • 実際、じゃんけんをしなかった3人のうち、確定的に入った田下さん以外の2人が人狼だったわけで、どこかでもう少しこの辺りの話を広げてもらえたら良かったかと思います。
  • それにしても、占い師3COで狂人→人狼と吊られ、真占い師は更に1日吊られずに結果を出し、霊媒師は1COで確定し、騎士GJが2回も出るという、字面だけ見れば村人が勝てないわけはない、という状況で人狼が2匹生き残って勝ったのは凄すぎる、というしかないですね。綺麗に人狼だけが吊られない、という針に穴を通すような捌きでした。
  • イシイさんは真っぽい遺言を残して死に、中嶋さんも狂人っぽく死ぬという仕事をし、シライシさんは上手く場を誘導し、BOSSはなかなかできない騎士騙りCOをし、とそれぞれがしっかりと役割を果たしたのが大きかったと思います。
  • 連携の取れた人狼陣営はやっぱり強い!と感じさせたゲームでした。