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todojunの人狼ブログ

スリアロ村などの動画配信人狼の分析や、個人の人狼体験記、人狼というゲームの分析などを行う予定です。

スリアロ村第二十八幕(3戦目)レビュー

5月20日(金)に行われたスリアロ村第二十八幕について、感想や分析を書いていきます。動画は以下から。

タイムシフト試聴にはスリアロチャンネルの有料会員登録が必要です。有料会員で無い方は、しばらく経つと、YouTubeスリアロ村過去動画に掲載されるはずなのでご確認ください。

全3戦ありましたが、一番盛り上がった3戦目をまずレビューします(動画は3:29:00くらいから)。

注意:最初に役職を全て公開した形として書きますので、それでも良い方のみ、以降をお読みください。

  

 

役職内訳(敬称略)

人狼:武中進、芝尾、はなうさ

狂人:五反地

占い師:麻矢

霊媒師:田原

騎士:猪飼

村人:武中真、矢島、谷、平、大浜、BOSS

 

 1日目

占い師CO:武中進(→谷◯)、麻矢(→五反地◯)

処刑者(決選):麻矢、大浜(吊)、矢島、猪飼

  • 今回、タイムシフト試聴ですが、事前にtwitterで五反地ゲームがあったことを知ってしまった前提での感想になります。
  • 大浜さんの提案。仮投票として、各人が狼票を1票、村票を2票をそれぞれに投票し、狼票の最多得票者と村票の最低得票者を投票対象にしようというもの。村票は同一人物に2票入れても構わないとのこと。これは見たことのない新しい作戦で面白そうですね。
  • 狼陣営の行動ですが、今回かなり投票総数が多いので、仲間の狼に1票くらい村票を入れても目立たなくはなりそうです(実際のところはなかったようですが)。
  • この仮投票では、武中進さんにかなり早い段階で狼票が2票入り、これを受けて武中進さん「重要な情報がある」ような発言をしたうえで谷さんに村票を2票入れました。これは谷さんを白と見た占い師COだろうな、と思ったのですがすぐには言わず、最終的に吊り候補に上がったタイミングで占い師COしました。
  • ここまであからさまな発言をしながら、すぐに占い師COをしなかったのは、後々の占い師CO でこの投票先を主張できる布石を打った人外側に見えました。
  • もし武中進さんが本物の占い師であれば、仮に占い師COしなかったとしても先ほどの発言から人狼はそれを察知して武中進さん噛みをすると思うのです。そのくらい占い師COに近い発言をしていたのだから、本物の占い師であれば、吊り先になるかどうかに関わらず、正式に占い師COをするのが自然なところだったと思います。
  • 武中進さんの対抗として麻矢さんが占い師CO。吊り候補の1人だった五反地さんを白出ししました。このとき、大浜さんが麻矢さんの村票が1票しか五反地さんに入っていないことを指摘して本物っぽくないと言っていましたが、むしろ武中進さんの先ほどのあからさまな2票投票の方が怪しいと感じていたので、全くおかしいとは思いませんでした。
  • むしろ、村票を2票特定の人に入れてしまうと、狼側から占い師が透ける材料になってしまうので、本物占い師であればそれはやらないだろうな、という印象がありました。平さんも投票時に同様のことを発言していましたが、これは麻矢さんに発言して欲しかった!
  • 麻矢さんが投票時にその発言をしてくれれば相当信用できたのですが、その発言がなかったことでそこまで信用はできなくなりました。麻矢さんに対して村人が一番知りたがっているのは、なぜ村票を白出し先に2票入れなかったか、ということなので、それをしっかり自分の言葉で説明しないと納得感は得られないですよね。
  • なお、占い師COによってうやむやになりましたが、今回の作戦の投票結果による当初の吊り候補は、狼票3票の武中進さん、猪飼さんと、狼票2票の五反地さんでした。元々の大浜さんの提案では、村票が少なかった人も吊り候補にするということで、それであれば、五反地さんではなく村票1票の武中真さん、芝尾さんが吊り候補に加わるはずだったのですが、なぜか大浜さんは狼票2票の五反地さんを吊り候補として上げました。
  • これだと、実態としては村票を活用しておらず、単純に狼票だけを利用したことになるので、作戦の意味が相当薄れてしまいます。
  • 大浜さん、この誘導にも見える行動や、麻矢さんへの投票行動、また仮投票自体が遅かったことなどから、総合的に見ればかなり怪しい要素があって、初日に吊られるのは妥当だと思います。
  • ちなみに、今回の作戦による吊り候補の上げ方は、占い師が白出し先にどんなに村票を入れたとしても、狼票が集まっていれば吊り先回避ができないというものでした。つまり、麻矢さんが村票2票を入れたとしても五反地さんを吊り候補から除外することができませんでした。
  • 作戦自体は面白いと思うのですが、吊り候補については、狼票✕2-村票、くらいの指標を使ってピックアップしたほうが良かったかもしれないですね。

 

2日目

襲撃者:BOSS

占い師CO:武中進(→芝尾◯)、麻矢(→芝尾●)、五反地(→谷◯、→矢島◯)

霊媒師CO:田原(→大浜◯)

処刑者:芝尾

  • BOSS噛みは役職者狙いでしょうか。スリアロ村では、BOSS噛みで騎士を抜かれることが多いイメージがあります。
  • 占い先では芝尾さんがパンダに。芝尾さんの「自分を吊って色を見て欲しい。霊媒師は今日出す必要はない」という発言は村目線でした。
  • しかし、メタで考えると、芝尾さんはとても決断力があり、今日はできるだけ村らしく吊られよう、と考えたらそれを遂行できる人だと思っていたので、村置きまでできる感じではありませんでした。
  • この場面、霊媒師を出すと本物の占い師が抜かれてしまう可能性がかなり高いと思っていたので、個人的には出したくなかったですが、はなうささんがかなり強く霊媒師出しを主張していました。
  • 確かに、霊媒師を出したほうが話がわかりやすくなるというメリットはありますが、ここは霊媒師の意志に任せるというのが僕の好みです。
  • 議論中、五反地さんが唐突に占い師CO。これは信用取りづらいですねー。白出しされて噛まれ位置だったわけだし、昨日時点でCOしない理由があまりありません。しかも、昨日の村票は白出し先ではなく2票とも麻矢さんだったということで、これも怪しいです。
  • とはいえ、武中進さんが狼で芝尾さんを囲い、麻矢さんが狂人で誤爆した可能性を追っている、となかなか興味深い分析もしていたので、完全に真を切るのではなく、生かしておいてもいいと思いました。
  • 占い師3COなら霊媒師が1COで確定して可能性が高く護衛できるということで、霊媒師を出すことになり、田原さんが出ました。ここは一旦真置きで進めていいと思います。
  • 芝尾さん、投票時に「麻矢さんを偽者だと思っていて」の発言で黒くなりました。村側であれば麻矢さん偽者は確定なので、断定できない発言は人外目となります。
  • はなうささん「霊媒鉄板護衛である必要はない。こう発言しないと、真占いが抜かれてしまうので言っておく」という投票時の発言で、昼の議論での霊媒出し推しの怪しさが少し和らぎました。これは人狼ゲームが強い人の発言でしたね。

 

3日目

襲撃者:麻矢

占い師CO:武中進(→武中真◯)、五反地(→平●)

霊媒師CO:田原(→芝尾●)

処刑者:武中進

  • 麻矢さん襲撃、田原さんの芝尾さん黒出しで、武中進さんがほぼ破綻したので、今日の処刑先はほぼ決まりました。田原さんが仮に偽者だったとしても、麻矢さん噛みだったことから、芝尾さんが狼だったことはほぼ間違いないでしょう。
  • 前日の投票時に麻矢さんの方を疑っていた平さんと谷さんは一旦白置きします。なぜなら、狼は霊媒を噛まずに麻矢さんを噛んでいる以上、翌日に麻矢さん真が村目線でほぼ確定することになり、投票時に麻矢さんを疑う発言をするメリットがないからです。田原さんも同意見でした。
  • この日の議論でわかったのは、五反地さんからは真のパッションが感じられず、武中進さんは霊媒&騎士スライドにより真目が完全になくなったということでした。

 

4日目

襲撃者:田原

占い師CO:五反地(→武中真◯)

処刑者:武中真(吊)、はなうさ、谷

  • この日の構成は、1狂人、6グレー。五反地さんはパッション的に狂人置きしていいところです。
  • 前々日の投票時の発言から、谷さんと平さんが白目で見える以外はあまり情報がなかったですが、その谷さんと平さんを逆に黒目で見ているはなうささんは、何日も前から自分の視点と合わないので、人外寄りで見てました。
  • 議論では投票先の洗い出しなど行っていましたが、個人的にはなかなかポイントとなる情報は得られませんでした(猪飼さんが早い段階で武中進さんに票を入れていたみたいなので、白寄りにはなりました)。占い情報以外の投票先などからラインを見て陣営を判断するというのは、僕自身があまり得意ではなく、今後鍛えなければいけないところだと痛感しました。

 

5日目

襲撃者:猪飼

占い師CO:五反地(公表なし)

処刑者:谷

  • 武中さんが人間だったことがわかり、1狂人、4グレーに。ここで、狂人である五反地さんを吊らずに、あわよくば五反地ゲームを作ろう、とはなうささんが提案。これは面白い展開になりました。
  • 1狂人4グレーの状況でグレー吊りが有効である条件として、4グレーの怪しさがなるべくフラットに近い、特に明らかに白っぽい人がいない、というのが挙げられると思います。明らかに白っぽい人がいれば、最終日に狼はその人を残してPP勝ちが狙えてしまうので、最終日前日が事実上の最終日になるからです。
  • 今回の場合は、村の総意として4グレーの怪しさが結構フラットに近かったので、この条件が成り立ちました。つまり、この日に一番怪しい人を吊ったうえで、最終日に五反地さんのランダムに近い投票による吊りが行えることで、狂人吊りより狼を吊れる可能性が上がります。
  • この提案をしたはなうささんを五反地さんが白寄りにみて、はなうささんへの投票を宣言する行動は自然に見えます。
  • ただ、谷さんが村にはなうささん投票を促した時のはなうささんの嫌がり方や、谷さんへの黒塗りはちょっとやり過ぎ感がありましたね。狼としては今日吊られてはまずいというのと、もしかしたら単純に五反地ゲームが無くなってしまうのが嫌だったのかもしれません。
  • はなうささんは、谷さんが黒くなったから今日谷さんを吊らないと最終日にPPで人間側が勝てない、と主張していましたが、はなうささん目線で谷さんが黒く見えたとしても、五反地さん目線で黒く見えるかどうかはわからないのではないでしょうか。言うほど警戒することではないと感じました。
  • むしろ、谷さんが白だったときにはなうささんが黒くなってしまうところが問題で、谷さんを今日吊ったら翌日はPPで狼勝ちの可能性が高くなってしまいます。
  • ということで、この日のはなうささんの行動は怪しかったのですが、その背景には、むしろそうすることで翌日のPP勝利の可能性を上げようというしたたかな戦略があったのではないかと思います。
  • はなうささん、ギリギリのところで吊りを回避し、五反地ゲーム発動が確定しました。

 

6日目

襲撃者:平

処刑者:はなうさ

  • どちらかというと白目に見えていた平さんが噛まれたことにより、五反地さんにとっては難しい判断になるのではないかと思いました。
  • はなうささんは、昨日の行動で狼っぽくなっていたのですが、そもそも人間側にメリットがある狂人残しを提案したのがはなうささんで、しかもそのときに「最終日に残った人は絶対狼アピールをしましょう」と人間側に有益な発言をしており、五反地さんから見たら人間側に見えてもおかしくありません。
  • そして、矢島さんは発言が少なく潜伏臭があると言われればありました。
  • はなうささん、矢島さんを最終日に残せばパッションで勝てるのではないか、と踏んだようですが、矢島さんからも想像以上にパッションが出てパッション合戦になりました。
  • 1人の人に対して、2人がこれだけ懸命に説得しあう光景を目にすることは日常で殆どないので、この非日常感がとても楽しかったです。
  • 五反地さんが間違えて人狼を吊ってしまうところも含めて、作られたかのような最高のエンターテイメントでした。

 

全体の感想

  • 何より、はなうささんが最終日の五反地ゲームに向けての演出を作り上げてくれたのが素晴らしかったです。素直に勝ちに行くなら五反地さん吊りを推せばよかったところをあえて狼側が不利になる提案をしたことも一つの原因となって負けてしまいましたが、エンターテイメントとしてとても楽しませてもらいました。
  • 勝負という意味では、芝尾さんが真占い師の麻矢さんに2日目に黒出しされて吊られたことと、五反地さんが霊媒師ではなく怪しい3人目の占い師で出たことにより、村側有利に進みましたが、はなうささんが何とか吊られずに残ったことにより良い勝負になりました。
  • このブログではどちらかというと、ロジック部分に焦点を当てて分析をしていますが、ロジックを超えた先には場の流れを作るエンターテイメントの世界が広がっているんだなぁ、と実感するようなゲームでした(ロジックが不要というわけではなく、ロジックをがっちり身に付けた更にその先には、場を自由に操ることができる世界があるという意味です)。